中国語を学ぼう:第6課の文法
量詞个と口
中国語では、数を名詞の直前に置くことはありません。間に量詞と呼ばれる語をはさむ必要があります。日本語の「1人」「2枚」「3匹」の「人」「枚」「匹」のような助数詞にあたるものです。量詞は名詞を、平たい物、動物、人などのカテゴリーに分類します。
人を数える量詞は个 です:
一个人 :1人
两个孩子 :子ども2人
七个人 :7人
量詞はたくさんあります。特定の量詞を持たない語もあり、そのときは个が標準の量詞として使われます。日本語の「~つ」「~個」のような万能の量詞で、話し言葉の中国語では頼りになる存在です。これのおかげで救われる文がたくさんあります。
量詞は、指示詞这,那(これ、あれ)や、それに対応する疑問詞哪(どれ?)とともに使うときにも必要です:
这个人 :この人
那个学生 :あの学生
哪个人? どの人?
家族の人数を数えるときは、量詞口 (口)を使います:
我家有四口人。 私の家は4人家族です。
你家有几口人? あなたの家は何人家族ですか?
なぜ口(口)なのでしょうか?
養わなければならない口、というイメージです。この量詞は家族の場面に限られます。それ以外では、人は个で数えます。
两の使い方
中国語には「2」の言い方が2つあります:
- 二 :数字としての「2」で、順に数えるとき(1、2、3…)、電話番号、階数などに使います。
- 两 :数量としての「2」で、量詞の前に使います。
例:
两个孩子 :子ども2人
两口人 :(家族の)2人
注意
二个孩子ではなく、两个孩子と言います。
量詞の前では常に两を使い、二は決して使いません。
動詞有とその否定没有
有 は「持っている」、または「~がある、~がいる」という意味です。構文はほかのすべての動詞と同じです:
会話からの例:
我有两个孩子。 私には子どもが2人います。
你有几个孩子? 子どもは何人いますか?
注意
有の否定は常に没 、または没有 です。不有とは決して言いません。中国語でこうなるのはこの動詞だけなので、今すぐ覚えてしまいましょう。
例:
我没有弟弟。 私には弟がいません。
你没有弟弟吗? 弟はいないのですか?
接続詞和
和 は「~と」という意味です。名詞や名詞句をつなぎます。
会話からの例:
一个女儿和一个儿子 :娘1人と息子1人
我的爸爸、妈妈、一个哥哥、一个姐姐、两个妹妹和我。 父と母、兄が1人、姉が1人、妹が2人と私です。
注意
和は節をつなぎません。節とは、動詞などの述語を含む文のまとまりのことです。
したがって、我学汉语和日语。「私は中国語と日本語を勉強しています」とは言えますが、
我学中文和说汉语。「私は中国語を勉強して、中国語を話します」とは言えません。
日本語の「と」も名詞どうしをつなぐ語で、文と文をつなぐときは「~て」などを使いますね。中国語もこれと同じです。
列挙の読点、
会話の中に顿号 と呼ばれる記号、があることに気づいたかもしれません。これは列挙の読点で、リストの項目を区切るのに使います。日本語なら「・」(中黒)や「、」を使うところです。
例:我的爸爸、妈妈、一个哥哥、一个姐姐、两个妹妹和我。
一方、ふつうのコンマ,(逗号 )は、文の中の節を区切ります。この2つを混同してはいけません。日本語では「、」をふつうの読点として使いますが、中国語では列挙にしか使わないので注意しましょう。
你家に的がない理由
会話では你的家有几口人?ではなく、你家有几口人?と言っています。
修飾語と被修飾語の関係が非常に近いとき(家族、体の部分、親しい関係)は、的がよく省略されます:
你家:あなたの家族、あなたの家
我妈妈:私のお母さん
他爸爸:彼のお父さん
覚えておきましょう
近い親族を表す語では、的は自然に省略されます。我的妈妈のように入れても間違いではありません。単に、やや改まった、少し距離を置いた言い方になるだけです。


